Debianのミラーの片方に不良セクタが発生した(代替処理待ちのセクタ)。

Current Pending Sector Count

代替処理待ちのセクタの数です。

代替処理待ちのセクタの数です。

代替処理待ちのセクタが結果的に読み込みまたは書き込みに成功した場合、この値は減りセクタは代替処理されません。
セクタの読み取りエラーはセクタを代替処理しません。
書き込みに失敗した場合のみ代替処理されます。


突然のバッドセクタの発生。

原因は熱かな?

私は「ハードディスクは熱に弱い」という認識を持っており、実際そうだと思う。

が、扱った台数が少なく(百台以上はあるが千台はおそらくない)、詳細にデータを取ったわけではないし、メーカーによっても異なるだろう。

Googleを支える技術の第5章5(224ページ)に「ハードディスクはいつ壊れるか」という内容がある。

それによると、

・長く使うと壊れやすくなるわけではない。

・よく使うと壊れやすくなるとも限らない。

という予想に反する結果が書かれている。

その中には、

・温度が高いほど壊れやすいということもない。

という驚くべき(通説に反する)内容も。

Failure Trends in a Large Disk Drive Population

S.M.A.R.T.に関係なく(何の前触れもなく)故障するのもよくあることなので、S.M.A.R.T.を過信しないように。

しかし、S.M.A.R.T.の値はあてにならないかもしれないが、何かしらの問題が生じていることを知るのは必要だろう。

なお、Linuxでは多くの場合標準でS.M.A.R.T.を取得できるが、Windowsでは取得できない。

発生しやすいのは

05:代替処理済のセクタ数
C5:代替処理保留中のセクタ数
C6:回復不可能セクタ数

の異常である。

関連:ローレベルフォーマットによるS.M.A.R.T.の変化(代替処理保留中のセクタ数,代替処理保留中のセクタ数,回復不可能セクタ数)

値が悪化するだけでなく、改善する変化もある。

が、一度不良が出たハードディスクは、以後使用すべきではないだろう。

また、新品=異常ナシとは限らないので、新品のハードディスクを購入したとしても、S.M.A.R.T.の値は調べておこう。

S.M.A.R.T.には異常がなくても動作が不穏なディスクがあるので注意。

いずれにしても、ハードディスクは消耗品でありいつかは故障するので、ミラーリングは必須だろう。

関連:ハードディスクは消耗品

ミラーリングの上、バックアップを。

ミラーリングは「鏡」なので、誤って消したデータは戻らない。


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