ハードディスクメンテナンス ブログ

ハードディスクの診断、物理フォーマット、静音化、Linux、サーバー、MySQLなどがメインだったのですが、その後広がり、カメラやハードウェアの投稿も増えてきました。 モバイルデバイスは、MacBookAir(13型)、iPad Air2、ポメラ DM100(キングジム)OLYMPUS STYLUS XZ-2など。 これらを使いながら、ブログを更新しています。

タグ:Debian






Debianのミラーの片方に不良セクタが発生した(代替処理待ちのセクタ)。

Current Pending Sector Count

代替処理待ちのセクタの数です。

代替処理待ちのセクタの数です。

代替処理待ちのセクタが結果的に読み込みまたは書き込みに成功した場合、この値は減りセクタは代替処理されません。
セクタの読み取りエラーはセクタを代替処理しません。
書き込みに失敗した場合のみ代替処理されます。


突然のバッドセクタの発生。

原因は熱かな?

私は「ハードディスクは熱に弱い」という認識を持っており、実際そうだと思う。

が、扱った台数が少なく(百台以上はあるが千台はおそらくない)、詳細にデータを取ったわけではないし、メーカーによっても異なるだろう。

Googleを支える技術の第5章5(224ページ)に「ハードディスクはいつ壊れるか」という内容がある。

それによると、

・長く使うと壊れやすくなるわけではない。

・よく使うと壊れやすくなるとも限らない。

という予想に反する結果が書かれている。

その中には、

・温度が高いほど壊れやすいということもない。

という驚くべき(通説に反する)内容も。

Failure Trends in a Large Disk Drive Population

S.M.A.R.T.に関係なく(何の前触れもなく)故障するのもよくあることなので、S.M.A.R.T.を過信しないように。

しかし、S.M.A.R.T.の値はあてにならないかもしれないが、何かしらの問題が生じていることを知るのは必要だろう。

なお、Linuxでは多くの場合標準でS.M.A.R.T.を取得できるが、Windowsでは取得できない。

発生しやすいのは

05:代替処理済のセクタ数
C5:代替処理保留中のセクタ数
C6:回復不可能セクタ数

の異常である。

関連:ローレベルフォーマットによるS.M.A.R.T.の変化(代替処理保留中のセクタ数,代替処理保留中のセクタ数,回復不可能セクタ数)

値が悪化するだけでなく、改善する変化もある。

が、一度不良が出たハードディスクは、以後使用すべきではないだろう。

また、新品=異常ナシとは限らないので、新品のハードディスクを購入したとしても、S.M.A.R.T.の値は調べておこう。

S.M.A.R.T.には異常がなくても動作が不穏なディスクがあるので注意。

いずれにしても、ハードディスクは消耗品でありいつかは故障するので、ミラーリングは必須だろう。

関連:ハードディスクは消耗品

ミラーリングの上、バックアップを。

ミラーリングは「鏡」なので、誤って消したデータは戻らない。

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Debian(7.5)サーバーを再起動したら、ブート途中で死亡。

Debianの起動に失敗
この状態で止まってしまう

どうも、ブートに必要なファイルが読み込めないようだね。

このサーバー、ソフトウェアRAID(ミラー)を組んでる。

sdaとsdbの2台(スペアはなし)。

BIOS上では、2台とも認識はされている。

そのどちらに問題があるのかを確かめるため、sdaを切り離して起動させると、同じ画面でコケる。

よって、sdbが異常と判断。

sdbを取り外し、sdaのみとすると起動することを確認。

ただ、この状態では片肺で危険なので、速やかにハードディスクを追加する必要がある。

しかし、同型式のハードディスクがなかったので、同容量のディスクを追加。

# 同容量以上であれば、他のメーカーや型式のハードディスクでも構わない。

ハードディスクを追加し起動させ、ディスクの管理画面(ディスク・ユーティリティー)へ。

左の下方にあるミラーを選択し「%d個のコンポーネント」を編集をクリック。

スペアを追加すると、リカバリ中となり、リカバリが進行する。

リカバリ完了後、grubをアップデートし、sdbにもインストール。

update-grub

grub-install /dev/sdb

これをしておかないと、sdaが逝った場合に、sdbから起動できないのだ。

それでは、ミラー組んでる意味ないよね。

ミラー領域に起動パーティションが含まれている場合は、パーティション・フラグを「ブート可能」にする。

この後、スペアとしてsdcも追加しておく。

ミラーを選択し「%d個のコンポーネント」を編集をクリックすると、sdcをスペアとして追加できる。

スペアを追加した
スペアを追加した

スペアとして追加されたsdcは、sdaやsdbが逝った場合に、自動的に上がってくれる。

当然、sdcには電源ケーブルとSATAケーブルの両方を挿しておかなければならない。

通電している以上、sdaやsdbよりも先にsdcが逝ってしまう可能性があるが...

sdcにも、grubをインストールしておく必要がある。

update-grub

grub-install /dev/sdc

そして、パーティション・フラグを「ブート可能」にする。

以上で復旧は終了。

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sdaとsdbの環境に、スペアを追加すると、追加したハードディスクがsdbとなり、元にsdbがsdcになる、つまり、sdaとsdcがミラーで、そのスペアがsdbとなることもあるので注意。

マザーボード上のSATA端子の順序によるようだが、そこまで気にしていられないので、必ずディスクのシリアル番号で区別すること。

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で、取り外したsdbを別のWindows端末に付けてS.M.A.R.T.を調べると、異常なし。

異常があれば廃棄するが、異常なしなので予備として使用可能?

てか、今回のブート途中での死亡であるが、sdaからだと起動できるのは分かるが、それが自動で切り替わらないとミラー組んでる意味がないのでは?

sdbからの起動で立たないのなら、自動的にsdaから起動を試行するとか。

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元々sdaやsdbとして使っていたハードディスクは、いずれも古いハードディスクである。

製造から5年以上経過しているので、それらを使い続けるのは、よろしくない。

未使用状態で5年保管した場合は別だろうが...

また、同じメーカで同じ型式だと、同時期に逝く可能性が高い?

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今回はスペア含め3台搭載とし、さらに予備の1台を保管してある。

これから気温が上がるので、ハードディスクの不具合が増えるだろう。

Googleのレポートでは、温度とハードディスクの故障は、あまり関係ないとのことだが...

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Linux RAID入門 という本があるが、平成19年(2007年)のモノで古い。

Linux RAID入門
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Debianだと、Debian3.1(sarge)Debian4.0(etch)の内容となっている。

しかし、以前よりはGUIで操作できる部分が増えており、扱いも楽になっているので、LinuxのRAIDに関して書籍は不要だろう。

が、やはり基礎知識はあったほうがいい(swapとは?grubとは?)ので、手に入るなら一読を。

Linux RAID入門(武田保真 著)
Linux RAID入門(武田保真 著)

Fedora Core6やCentOS4についても書いてある。

ミラーを組んだとしても、異常時に復旧できなければ意味がないので、その点にも注意。

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Debian復旧の詳細は過去にも多数書いているので、そちらも参考にされたい(画面が豊富)。

Debian7.4の時分のものだが、Debian7.5も同じだ。

関連:RAID(ミラー)の片方にバッドセクタ出現!(Debian7.4)

関連:(Debian7.4)ミラーリングのスペアディスクの追加と自動リビルド(再構築)

関連:DebianでのGRUBのインストール

関連:Debian7.4をハードウェアRAIDにインストールする際の設定(RAID1,ミラーリング)

関連:Debian7.4のgrub後に起動しない場合(grub-install,update-grub)

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DebianのユーザーID(uid)の範囲と定義は、

0:ルート
1-99:Debianのシステム
100-999:システム
1000-29999:一般ユーザー
30000-59999:予約済
60000-64999:Debianのシステムによって一時的に作成するため
65000-65533:予約済
65534:nobodyが使用
65535:使用禁止

昔はこんな感じだったが、今もそうなのだろうか?

rootで作業することは避けるべきなので、必要に応じてユーザーを作成する。

最初に作成するユーザーのIDは、普通は「1000」になるはずだ。

FFFTP等のFTPクライアントの画面では、所有者としてこのユーザーIDが見られる。

FFFTP

上は、/etc/exim4 を見たところ。

右端の「所有者」が「0(root)」になっているのが分かる。

所有者と属性に注意しないと、編集できない(上書不可)、削除できない等の問題が生じる。

Linux初心者にありがちなトラブルだね。

「rootで作業することは避けるべき」とあるが、これは、rootは最高の権限を持つユーザーであり、全てのデバイスやファイルにアクセスできるため、システム破壊も可能。

よって、普段の作業は別ユーザーで行い、必要な時にsuやsudoでコマンドを実行する。

同じ理由で、FTPでrootで入ることはデフォルトではできないようになっている(設定で変更)。

GUIで、重要なファイルをカンタンに削除可能♪

また、rootで入った際のパスワード漏洩の危険性もある。

一般ユーザーのパスワードが漏れても(権限が制限されているので)被害が少ないが、rootが漏れると何でもできるので被害甚大!

それなりにLinuxを使うようになってくると、rootでないと何もできないwww

自宅サーバーなら、常にrootで作業している人が多いのでは?

su は他のユーザーに「変身」。ユーザー名の省略でrootに変身。

但し、その際にrootのパスワードを求められる(rootパスワードが漏れる危険性)。

sudo は、rootのパスワードを入力することなくroot権限のコマンドを実行できるが、/etc/sudoersにそのユーザーの登録がないと、以下のようにはじかれてしまう。

[sudo] password for test:
test is not in the sudoers file. This incident will be reported.

この場合、rootで入るか、またはsuで「visudo」と打ち、/etc/sudoersにsudo可能なユーザーを追加する。

# はコメント行。

root ALL=(ALL) ALL

という記述が見つかるが、同様に

test ALL=(ALL) ALL

を追記すると、testに全てのコマンドのsudoによる実行権限を与えることができる。

%sudo ALL=(ALL) ALL

と、頭に%が付いた記述があるが、これはグループね。

sudoグループに属するユーザーは、全てのコマンドのsudoによる実行権限を持つということ。

ユーザーが多い場合、グループを使った方が管理が楽だね。

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勝手に減少し、消滅するかと思われた(笑)、バッドセクタのその後。

バッドセクタ数:11

バッドセクタ数:15

11→15wwwww

一転して増加へwwwwwwwwww

なお、前回も少し書いたが、電源投入回数が1803回→1879回に増えている。

実は、その間に再起動は一回もしていないのだ。

でありながら、電源投入回数が76回も増加しているのは、明らかに不自然。

この(バッドセクタのある)ハードディスクが、勝手に電源ON/OFFを繰り返している可能性がある。
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ココで書いた、バッドセクタの発生したハードディスクだが、その後放置すると、バッドセクタ数が減少してきているwwwww

バッドセクタ数:5
バッドセクタ数:5

バッドセクタ発見時は15で、その後10、その後9、そして、上記のように5となった。

なんという治癒力wwwwwwwwww

と思ったら、その約9時間後には、バッドセクタ数が再び9にwwwww

バッドセクタ数:9
バッドセクタ数:9

てか、電源投入回数が、1786回から1803回になっている。

増えるのは普通だが、9時間の間に17回も電源落としてませんからwwwwwwwwww

このハードディスク、危険杉流wwwwwwwwwwwwwwwwwwww



関連:RAID(ミラー)の片方にバッドセクタ出現!(Debian7.4)

関連:C6(回復不可能セクタ数)がどんどん回復してイクイク!

関連:C5(代替処理保留中のセクタ数)がどんどん回復してイクイク!

関連:S.M.A.R.T.のC5,C6の値が上下するハードディスク
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