先日、サポートの終了したWindowsXPであるが、終了前にWindowsXPとWindows7の環境が両方必要だったので、WindowsXPの入っているSSD(128GB)の半分を使い、そこにWindows7を入れていた。

つまり、デュアルブートね。

結果、片方で使用できるのは、64GBとなり、WindowsXPではまだしも、Windows7で使いだしていくと、空き容量に余裕がなくなってくる。

WindowsXPはサポートが終了したので削除し、全領域をWindows7で使用してもよいのだが、念のために置いておくとすると、Windows7でサイズの大きいファイル、

pagefile.sys

hiberfil.sys

が目に付く。

pagefile.sysは仮想メモリのこと(「ページングファイル」とも)。

メモリ(RAM)が不足した場合の領域であるから、メモリを大量に積んでいるのであれば、ゼロにしても問題ないだろう。

これは、仮想メモリのサイズを手動設定で「ゼロ」にすれば消える。

ページングファイルなし

ゼロに設定後、再起動するとpagefile.sysは消えている。

仮想メモリのサイズを変更する

Windowsでは、ページングファイルの初期の最小値はコンピューターに実装されているランダムアクセスメモリ(RAM)に300MBを加えたサイズに等しい値、また、最大値はコンピューターに実装されているRAMサイズの3倍に等しい値に設定されます。

ということなので、メモリを多く積んでいれば、かなりのサイズのpagefile.sysができることになる。

これが削除できる効果は大きい。

次に、hiberfil.sysであるが、これは休止状態のためのファイル。

この削除、WindowsXPであれば、電源オプションのプロパティ(GUI)で設定できたのだが、Windows7ではGUIでの設定が不可となっている。

ということで、コマンドプロンプトを使用。

スタートボタンにある「プログラムとファイルの検索」に「cmd」と入力するとcmd.exeが見つかるので右クリックして管理者として実行する

コマンドプロンプトで

powercfg.exe /hibernate off

を実行し、再起動。

再起動後、hiberfil.sysが消えていることを確認する。

# 実は再起動しなくてもコマンドプロンプトで実行した瞬間にhiberfil.sysは消えている。

私の環境では、hiberfil.sysのサイズは約9GBだったので、これで約9GBが確保できたことになる。

両ファイルの削除は、WindowsXP時代から普通に行っていたことではあるが。

空いた容量はそれなりに価値があるが、今後Windows7を使い込んでいくと、64GBでは不足してくるのは確実。

様子を見て、同居しているWindowsXPを削除するか、不要なハードディスク等に退避させ、128GBの全域を得る必要があるだろう。


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