古いSSDであるが「OCZ VERTEX」を2台所有している。

容量は双方とも128GB。

OCZ VERTEX

プチフリ解消の第一世代?

関連:OCZ 高速SSD「Vertex」シリーズ 〜 新コントローラとキャッシュでプチフリを解消

当時は高かったんだよ〜(泣)

型式:OCZSSD2-1VTX120G

容量:120GB

種類:MLC

コントローラーチップ:INDILINX

チップ名:IDX110M00-LC

キャッシュ:64MB

NANDチップメーカー:SAMSUNG

で、2009年の実勢価格は5万7千円!

なお、容量30GBのOCZSSD2-1VTX30Gの実勢価格は1万9千円。

今や120GBで1万円もしないので、SSDも随分安くなったものである。



2台で10万円以上したにもかかわらず、今はほとんど使っていないのであるが(笑)、ファームウェアを更新する(イマゴロか!)ために、起動ディスクを作成する。

WEBサイトでISOイメージがあるので、これをダウンロードし、起動メディアを作成。

Vertex向けの最新ファームウェアのバージョンはv1.7で、リリースは2011年8月22日。

ダウンロードしたfirmware_update_v1.7.zipを解凍すると、いくつかのISOファイルが生成される。

その中のVRTX_17.isoを、メディアに焼く。

そして、ファームウェア更新対象のSSDを取り付けた本体にて、そのメディアで起動。

すると、片方のVERTEXは1.7にアップデートできるが、もう片方はアップデートできない。

同じ型のはず、では?

ジャンパーピンをショートさせると更新できるというようなことが散見されたので実行しようとするも、
IDEハードディスクのジャンパーピンの大きさではなく、非常に小さいジャンパーピンであり、身の回りに見当たらない。

ジャンパーピンがなくてもショートさせればよいので、別の方法でも可能ではあるが...

が、ふとSATAのハードディスクを見ていると、所有している中に、小さいジャンパピンを持つものが...

小さいジャンパピン

SATAのハードディスクにはジャンパピンは不要なはずであるが、1.5Gbpsと3Gbpsを切り替えるためのものらしい。

1.5Gbpsと3Gbpsの切替用

IDEハードディスクのジャンパーピンと比較すると、小さいのが分かるだろう。

IDEハードディスクのジャンパーピンと比較
今回のジャンパーピンは当然手前側

余談だが、こういう小さいジャンパーピンは、昔のSCSIハードディスクでよく見られた。

これを取り外し、VERTEXに付けると、完全にフィット(笑)

OCZ VERTEXとジャンパーピン

取り付けると、名称が「YATAPDONG BAREFOOT-ROM」になり、容量も異なった表示になる。

画面下部にあるべきはずの、S.M.A.R.T.の項目が全くなくなる。

YATAPDONG BAREFOOT-ROM

ああ、YATAPDONG化する前のも載せておこう。

YATAPDONG化する前

この状態で、先のファームウェアアップデートできなかった「OCZ VERTEX 1199 00.P97」にアップデートを仕掛ける!

勝負!

YATAPDONG BAREFOOT-ROMのファームウェアアップデート

[ERROR]SSD information read fail.

[ERROR]invalid ssd drive.

Select another drive.

Press any key.


失敗!

ジャンパーピンの効果ナシ!

ありがとうございました。

で、ファームウェアが1.7になったOCZ VERTEXと、00.P97のOCZ VERTEXを比べると、同じ型のハズだがスペックが違う...

OCZ VERTEX(1.7)
OCZ VERTEX(1.7)

OCZ VERTEX(00.P97)
OCZ VERTEX(00.P97)

容量は00.P97の方が多い?

対応規格はv1.7の方が上。

対応機能もv1.7の方が上。

コレは一体...


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