ハードディスクメンテナンス

ハードディスクの診断、物理フォーマット、静音化、Linux、サーバー、MySQLなどがメインだったのですが、その後広がり、カメラやハードウェアの投稿も増えてきました。 モバイルデバイスは、MacBookAir(13型)、iPad Air2、ポメラ DM100(キングジム)OLYMPUS STYLUS XZ-2など。 これらを使いながら、ブログを更新しています。

<重要なお知らせ>
本ブログは、2014年12月1日に https://shattered-blog.com/移転しました。


ハードディスクのデータを読めないようにするなら、物理的に破壊すればよいが、それでは再利用できない。

ハードディスク

再利用するなら、破壊せずに、データを消去する必要がある。

再度自分で使うならパーティーションの開放くらいで構わないだろうが、人に譲渡するなら、完全に消去しておきたい。

また、MBR含め消去となれば、全セクタに対する完全な消去が必要となる。

以前にコピー機能のみのモデルを入手し紹介したが、今回はその上位モデルを入手。

KURO-DACHI/CLONE+ERASE/U3(HDDスタンド,USB3.0接続,クローン機能,データ消去機能付)
KURO-DACHI/CLONE+ERASE/U3(HDDスタンド,USB3.0接続,クローン機能,データ消去機能付)

KURO-DACHI/CLONE/U3(HDDスタンド,USB3.0接続,クローン機能付):クローン機能



KURO-DACHI/CLONE+ERASE/U3(HDDスタンド,USB3.0接続,クローン機能,データ消去機能付):クローン機能+データ消去機能



外観に大きな差はない。

内容物
内容物

天面
天面

前面
前面

背面
背面

外観での違いは、本体色(銀/黒)と、表面にEraseの表示が、裏面にEraseボタンがあること。

表面のEraseの表示
表面のEraseの表示

背面のEraseボタン
背面のEraseボタン

Eraseボタンは「3秒長押し」で作動する(英語の説明書では最低4秒)。

ボタンはCloneボタンのように飛び出ていないので「何かに触れてクローンしだした!」というトラブルはないだろうが、

ルーターのリセットボタンによく見られる「穴の奥にスイッチがある」形状なので、楊枝等の先の細いものがないと押せない。

頻繁に消去するなら、楊枝かピンの類を貼り付けておくとよいだろう。

消去作業の度に背面を覗く必要があるため、消去ボタンは前面に付けてほしかったが...

消去処理が開始されると、前面の4つのランプが左右に往復する。

そして25%完了、50%完了、75%完了で各々のランプが点灯となり、完了(100%)で全ランプが点滅となる。

消去完了(全ランプ点滅)
消去完了(全ランプ点滅)

外箱の記載によると、消去時間は「1TBで約2時間」とのことであるが、実際に以下を消去してみた。

ハードディスク:320GB×2台(同型2台)

ディスクの速度により変わるので意味はないが、予想してみると、

1000GB:120分=640:x

x = 76.8分

であったが、実際は倍以上の165分かかった。

開始〜50%:82分
50%〜75%:35分
75%〜完了:48分


内部でどのくらいの速度が出ているかは不明である。

単位%あたりの所要時間が異なるが、内周と外周で速度が異なるためだろうか。

2台立てて同時消去していることも要因かもしれない。

SSDなら、ハードディスクに比べ速度は速いし容量も小さいのでスグに終わるだろう。

容量の小さいハードディスクの場合。

ハードディスク:80GB×1台

開始〜25%:7分
25%〜50%:6分
半分〜75%:7分
75%〜完了:9分


合計29分。

先の320GB×2は165分。

80GBの8台分として、30分×8=240分。

となると、320GB×2の方が速かったね...

<消去モードのランプ解説(取説18頁)>

7.1 Both HDDs inserted Erase started, Red×4

7.2 Erase Operation in progress, Red running back & forth×4

7.3 Erase Operation Complete, Red flash×4

7.4 Erase Operation Cannot start, -,-,-,Red flash

7.5 Erase Operation Failed, -,-,-,Red


<気になった点>

ディスク消去処理開始に失敗することがある。
Eraseボタンを3秒以上押しても消去処理が始まらないことがある。
ランプ4つ点灯後、Powerランプのみの点灯となり、何も進まない。
(うまく行く時はディスクの回転が始まり、ランプが往復しだす)

消去処理途中(ランプ左右往復時)に、HDD2ランプ(100%ランプ)が点灯状態になることがある。
↑Erase Operation Failed(7.5)
特に異常のないハードディスクのはずなのだが...

不穏なSSDを入れると、ランプ左→右で、その後止まる(全消灯)。
Erase Operation Failed(7.5)であれば、HDD2ランプ(100%ランプ)が点灯状態になるはずだが、そうはならなかった。

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Apache/2.2.22 (Debian7.4)

/etc/apache2/conf.dsecurity というファイルの ServerTokens 部分

# ServerTokens
# This directive configures what you return as the Server HTTP response
# Header. The default is 'Full' which sends information about the OS-Type
# and compiled in modules.
# Set to one of: Full | OS | Minimal | Minor | Major | Prod
# where Full conveys the most information, and Prod the least.
#
#ServerTokens Minimal
ServerTokens OS
#ServerTokens Full

先頭にある「#」を外す(デフォルトではOSになっている)。

・ServerTokens Minimal:Apache/2.2.22 Server at 192.168.0.10 Port 80
・ServerTokens OS:Apache/2.2.22 (Debian) Server at 192.168.0.10 Port 80
・ServerTokens Full:Apache/2.2.22 (Debian) PHP/5.4.4-14+deb7u7 mod_ssl/2.2.22 OpenSSL/1.0.1e Server at 192.168.0.10 Port 80

他にも、

・ServerTokens Prod:Apache Server at 192.168.0.10 Port 80
・ServerTokens Major:Apache/2 Server at 192.168.0.10 Port 80
・ServerTokens Minor:Apache/2.2 Server at 192.168.0.10 Port 80

がある。

設定の後、Apacheを再起動。

service apache2 restart

当然だが、rootでないと操作できないので注意。

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Apache/2.2.22 (Debian7.4)

エラーページに

Apache/2.2.22 (Debian) Server at 192.168.0.10 Port 80

Apache/2.2.22 (Debian) Server at 192.168.0.10 Port 80

と表示されている(デフォルト)が、これもセキュリティー的に良くない。

これを非表示にするには、

/etc/apache2/conf.dsecurity というファイルの ServerSignature 部分

# Optionally add a line containing the server version and virtual host
# name to server-generated pages (internal error documents, FTP directory
# listings, mod_status and mod_info output etc., but not CGI generated
# documents or custom error documents).
# Set to "EMail" to also include a mailto: link to the ServerAdmin.
# Set to one of: On | Off | EMail
#
#ServerSignature Off
ServerSignature On



ServerSignature Off
#ServerSignature On

先頭にある「#」(コメント)をOnの方に移動させ、Offにする。

設定の後、Apacheを再起動。

service apache2 restart

すると、

サーバー情報が非表示

となり、サーバー情報が非表示になる。

なお、OnでもOffでもなく、

ServerSignature Email

とすると、IPアドレスの部分にメールアドレスへのリンクが張られる。

リンクが張られるメールアドレスは、

/etc/apache2/sites-available にある default にある以下の記述にある。

<VirtualHost *:80>
 ServerAdmin admin@test.com

当然だが、rootでないと操作できないので注意。

完全に非表示とはせず、一部のみ表示するには、同ファイルのServerTokensを設定する(次回)。

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本体サイトのサイト名は「ハードディスクメンテナンス」であり、ハードディスクに関するコンテンツが主体であった。

その後、紆余曲折を経て、パソコン関係がメインであるが、特に主体はなくなった。

しかし、ハードディスクを扱う機会は多く、仕事場にも自宅にも大量のハードディスクがある。

ハードディスクは消耗品であり、故障する。

最近では、数年前に流行したWD20EARS(2TB,SATA300,CaviarGreen)の故障が多い。

まぁ、故障が多いと言っても、WD20EARSは(当時安価であり)相当数が売れ、数が多いため。

故障率が高いかどうかは、使用されている数も考慮しなければならない。

(市中での使用数が1台でその1台が故障すれば、故障率100%?となってしまう)

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Apache/2.2.22 (Debian7.4)

DebianとApacheでWEBサーバーを立てると、初期状態ではファイル一覧が表示されるようになっている。

ファイル一覧

これは、立てた本人しか利用しないのであれば問題ないだろうが、そうでない場合は構造が丸見えでセキュリティー的に良くない。

/etc/apache2/sites-availabledefault というファイルの


 Options Indexes FollowSymLinks MultiViews

Indexes削除する。

そして、Apacheを再起動。

service apache2 restart

そして同様にアクセスすると、



となり、ファイル一覧は表示されなくなる。

なお、その下に、

Apache/2.2.22 (Debian) Server at 192.168.0.10 Port 80

と表示されている(標準でON)が、これもセキュリティー的に良くない。

この表示を変えるには、ServerSignatureを設定する(次回)。

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